Artist Interviews 始めます!

演奏や作品だけでなく、会話や個人的な関りを通して多くの刺激を得ている音楽家・芸術家とのロングインタビューを掲載します。

インタビューを通して見える彼らのパーソナリティーは、創作や演奏の魅力にもなっていると感じます。


コンサート出演情報

チャペルコンサートシリーズ2024

~encounter  出会い~

Vol.1  2024年5月10日(金)18:00開演(17:30開場)

オルガン:シュテファン・キースリング(ライプツィヒ)

「ソルブの歌」

*チラシに誤りがありました。正しくは「セルビア」ではなく、「ソルブ」です。

 

演奏曲目

ソルブ民謡をもとにした即興演奏/ S. キースリング

詩編幻想曲 Nr.2 「主はわたしの光、わたしの救い」/ U.ポゴダ

トリオ・ソナタ第2番 ハ短調 BWV526 / J.S.バッハ

ほか

 

Vol.2 2024年6月21日(金)18:00開演(17:30開場)

オルガン:佐川淳

「呼ぶ声」

 

演奏曲目

「ペンテコステのミサ」より「鳥たちと泉」/ O.メシアン

「オルガン・ラビリンス」より「呼びかけるもの」/ D. ズステック

パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582 / J.S.バッハ

ほか

 


2024年4月12日(金) 13:30開演 (13時開場)
第369回市民のためのオルガンコンサート
宝塚ベガ•ホール
オルガン: 佐川 淳

オルガン•ラビリンス〜300年時を超えて〜
バッハをはじめとしたバロック様式作品と20世紀から現代のオルガン作品との
共通点や対比を模索するプログラム

J.S.バッハ: パッサカリアとフーガハ短調BWV582
D.ズステック: 「オルガン•ラビリンス」より ほか


O Holy One  父、子、聖霊の神

~声楽アンサンブルとチェロで綴る、イエス・キリストの物語~

 

2024年3月17日(日)16:00 開演 (15:30開場)

会場:日本基督教団浪花教会 (淀屋橋駅最寄)

 

2021年12月に立ち上げた声楽アンサンブル、ヴォーカルプラス(vocal plus)は、2022年秋に京都の洛西教会で開催したミニコンサートを経て、今回遂にフルサイズでのコンサート開催にこぎつけました。

少しずつメンバーも増えて、現在約12名で構成しています。

 

今回は20世紀以降の声楽作品、特にチェロとコーラスのための作品という比較的珍しい編成の2つの作品をプログラムの中心に据え、そのほか静謐な雰囲気の漂うフランシス・プーランクの「おお、偉大なる神秘よ(O magnum, mysterium)」や、アルヴォ・ペルトの「主よ、平和を与えたまえ (Da pacem Domine)」、またジョン・タヴナーの「小羊(The Lamb)」など独特の世界観をもつ作品らを含めたプログラム全体を通して、父、子、聖霊の神への祈りを表現しています。

公演のタイトルであるO Holy Oneは、今回プログラムの最後に予定しているタヴナーのチェロとコーラスのための作品、「スヴヤーティ」の副題から取っています。(スヴヤーティは東方スラヴ語で、「聖なる(Holy)」という意味)

チェロのソロは、京都で活躍される若手実力派チェリスト、佐藤響さんです。

はっきり言って、めちゃくちゃ良い内容です。

 

Program

フランシス・プーランク:おお、大いなる神秘よ(O magnum, mysterium)

オラ・イェイロ:- 静けさ(Serenity: o magnum, mysterium) ~チェロとコーラスのための~

        - ノーザン・ライツ(Northern Lights)

アルヴォ・ペルト:主よ、平和を与えたまえ ( Da pacem Domine)   

ジョン・タヴナー:- 小羊(The Lamb)

         -  スヴヤーティ(聖なるもの)~チェロとコーラスのための~

ほか

 

声楽アンサンブル:vocal plus (ヴォーカルプラス)  *一部賛助出演あり

 

チェロ:佐藤 響

 指揮:佐川 淳 

 

入場料:¥1,500 座席指定なし

チケットご予約・お問い合わせ:vocalplus.2021@gmail.com

*座席数が少ないので、事前予約をおすすめします。

 


 

ヴォイスペクティヴ第14回公演

~19世紀パリ、革命と破壊 教会音楽の復興と再創造~

 

2024年2月23日(金・祝)14:00 開演

会場:カトリック芦屋教会

 

昨年8月に開催中止となったもののやり直し公演です。

とはいえ、中止決定から今回の公演開催までに時間ができたことでプログラムが練り直され、さらに深化(進化)させて現在準備しています。フランク、デュボワ、ヴィドール、サン=サーンスなど、オルガニストには馴染みのある、でもオルガニスト以外にはあまり知られていない作曲家が沢山登場し、フランス革命で破壊され、その後復興された19世紀以降のフランス音楽の伝統を辿るという独創的なプログラムです。

カトリック芦屋教会の礼拝堂の雰囲気がプログラムに絶妙にマッチし、ヴォイスペクティヴならではの巧みな演出も用意されています。

 

入場料:前売り¥3,500 当日¥4,000 

チケットお問い合わせ:voicespectiveinfo@gmail.com

                                                 090-1592-1587

 

program

C. グノー :ミゼレーレ

C. フランク:ミサ曲 イ長調op.12

G. フォーレ:アヴェ・ヴェルム・コルプス

T. デュボワ:十字架の上の7つの言葉     ほか

 

Voice=Spective

ソプラノ          アルト

北爪 かおり       嶋本 真祐子

鈴木 貴子        椿本 実加            

杉田 結里

高山 景子         

 

テノール          バス

岩井 裕次         長井 洋一

眞木 喜規         中田 浩隆

                  林     康弘

オルガン

佐川 淳

 

ディレクター

眞木 喜規


ヴォイスペクティヴ第14回公演 

2023年8月20日(日)15時開演 

→公演中止となりました。

カトリック 芦屋教会  入場料:当日4,000円(前売3,500円)

La restaueration du chant choral d'eglise 

19世紀パリ、革命と破壊

教会音楽の復興と再創造

 

C. グノー :ミゼレーレ

C. フランク:ミサ曲 イ長調op.12

G. フォーレ:アヴェ・ヴェルム・コルプス

T. デュボワ:十字架の上の7つの言葉     ほか

 

Voice=Spective

ソプラノ          アルト

北爪 かおり        嶋本 真祐子

佐川 淳          椿本 実加

杉田 結里

高山 景子         

 

テノール          バス

岩井 裕次         長井 洋一

眞木 喜規         中田 浩隆

 

オルガン

佐川 淳

 

ディレクター

眞木 喜規


チャペルコンサートシリーズ2023 

restart 〜新たな出発〜

Vol.1 ヴァイオリン×オルガン デュオコンサート

6月23日(金)18時30分開演(18時開場)

場所:同志社中学校・高等学校 宿志館グレイス・チャペル

ヴァイオリン:中村公俊

オルガン:佐川淳

 

ヴォルーミナ / ジェルジ・リゲティ(1923-2006)

無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ二短調よりシャコンヌ / J.S. バッハ(1685-1750)

鏡の中の鏡 / アルヴォ・ペルト(1935*)

シャコンヌ / トマソ・アントニオ・ヴィターリ(1663-1745)

 

ようやく今年度から事前予約不要に戻ります!

入場無料です。

 

実施方法はコロナ前に戻りますが、私たちの音楽との関わり、社会の在り方はやはり随分変化し、前には戻れない状況です。

今年が生誕100年となる作曲家ジェルジ・リゲティのオルガン作品『ヴォルーミナ』は、初演された1962年当時、オルガン界に大きな衝撃を与え、それまでのオルガン作品の概念を見事に覆しました。何かが決定的に変わり、元に戻ることはない。

『ヴォルーミナ』にあるドラマには、パンデミックを体験して先へ進もうとする今の私たちの状況と何か似たものを感じます。今までとは別次元へ。そんな思いを込めて、『ヴォルーミナ』からリスタートです。

『ヴォルーミナ』の作品の最後の長い沈黙の後、私たちはどのような耳で音を聴くのでしょうか。

 

ところで、『ヴォルーミナ』はスタンリー・キューブリック監督映画、『2001年宇宙の旅』の中でも少しだけ使用されています。

どこで使われているか気付ける人は相当マニアック!気になる人は映画を是非とも見返してくださいませ。


グレイス・チャペル パイプオルガン動画

珍しい特殊機能を搭載したパイプオルガンの音色が聴けます。

「失われた響きⅡ」石井眞木 (1936-2003)

同志社中学校・高等学校 オルガンコンサートシリーズ2021vol.1~vol.3  配信中!

 年度最後のオルガンコンサートvol.3、配信を始めました。

vol.2にはゲストに大平健介さんをお招きしました。

配信版コンサートシリーズという初の試みの第一弾コンサートです。フランス近現代のオルガン音楽を中心に。


過年度コンサート情報

チャペルコンサート Music of Our Time
『響きの接線〜オルガン×エレクトロニック×コーラス〜』
2023年3月21日(火•祝) 15時開演(14時30分開場)
場所: 同志社中学校•高等学校 宿志館グレイス•チャペル

 

ドイツより気鋭の電子音楽作曲家、トビアス・ハーゲドーンを招き、ハーゲドーンの作品群を上演します。

オルガンの響き、電子音、人間の声の響きの相違や接点を楽しむプログラムをお送りする予定です。グレイス・チャペルのオルガンが持つ先端的な特殊機能を活かし、MIDIで繋いでスマートフォンでオルガンを遠隔操作するなど、ユニークな内容を含みます。是非会場で、ここにしかない音響を体験してください。

 

【演奏】

トビアス・ハーゲドーン(エレクトロニック)

佐川淳(オルガン)

vocal plus, 同志社高校生有志(コーラス)* 賛助出演あり

 

 

 

入場無料・要事前予約

申し込みフォームはこちら

 

 

【演奏曲目】

トビアス•ハーゲドーン(1987*)作曲

- オルガンとエレクトロニックのための作品 『静止と進行(Stehen und Gehen)』(2017)

- オルガンとエレクトロニックのために作品 『続行 ( Weitergehen) 』(2018)

- コーラスとエレクトロニックのための作品 『タンジェント (Tangenten)』(2018)

- スマートフォンプレーヤーとオルガンのための作品 『翻訳 (Übersetzung)』(新作初演) ほか

 


2022年11月18日(金)18時30分開演(18時開場)

@同志社中学校・高等学校 宿志館グレイス・チャペル

Chapel Concert Series 2022

『瓶覗(かめのぞき)』~感じとるもの、そして真実~

 

今年8月12日にケルンの聖ぺーター教会で行った初演の京都版再演です。

ドイツの舞台美術・メディアアーティストのレア・レッツェルとの共同企画で演奏メンバーとともに作品制作をオンラインで進めてきた「瓶覗」。

オンラインによる長期間にわたるディスカッションの中で、私たちは日本とドイツそれぞれの言語表現システムで表せるものとそうでないものとの境界線、文化の特性や色彩に対する感じ方の相違などに共通の興味を持ち、そうした感覚の違いについての疑問をテーマに作品を練っていきました。

特に、「音楽」「演劇」「美術」等、従来の概念で分けられる芸術のカテゴリーや伝統的な表現方法のフォームに疑問を呈し、こうした表現領域の境界部分を、このチームだからこそ可能な方法で表現することに挑んだ作品です。

初演会場の聖ペーター教会と特殊性という点で様々な共通点を持つグレイス・チャペルのパイプオルガン。従来のオルガンの音色のイメージを変容させるオルガンのサウンド、アナログシンセサイザーを自身の楽器として思うままに操るツヴィスラーの音世界、能の「謡」と現代音楽を融合させ、「21世紀のミューズ」として世界の作曲家を惹きつける青木涼子さんの声、ドイツ国内外においてそれぞれ違う手法でありながらインターメディア的な表現活動に取り組むヴァイオリニストのアーレント、そして舞台美術のレッツェルの世界が交錯します。

入場無料・要事前予約。

申込はこちらのフォームから → 申込フォーム 

問い合わせ:doshisha.chapel.con@gmail.com

 

【制作・演奏】アキコ・アーレント(バイオリン)、青木涼子(能声楽)、佐川淳(オルガン)、フローリアン・ツヴィスラー(電子音響)、レア・レッツェル(企画・演出)

【技術協力】littlebit GmbH 

【助成】NRW芸術振興財団、連邦政府文化メディア分野プロジェクト資金による音楽基金、ゲーテ・インスティトゥート、公益財団法人野村財団

 

この企画は、ゲーテ・インスティトゥートの国際共同制作基金の支援を受けています。

 


022年8月21日(日)15 時開演

日本キリスト教団神戸聖愛教会

ヴォイスペクティヴ第13回公演

De/Re-constructing Bach

脱/再・構築「ロ短調ミサ曲」”Inventio" 「着想」

 

Voice=Spective

北爪かおり

佐川淳

杉田結里

鈴木貴子

嶋本真祐子

椿本実加

岩井裕次

眞木喜規

清水一貴

長井洋一

中田浩隆

林康宏

 

オルガン:山本明日美

Director : 眞木喜規

 


2022年8月12日(金)19時30分開演

芸術基地 聖ペーター教会 ケルン

「瓶覗(かめのぞき)」ー感じとるもの、そして真実ー 世界初演

 

ドイツの舞台美術・メディアアーティストのレア・レッツェルとの共同企画で演奏メンバーとともに作品制作をオンラインで進めてきた舞台作品「瓶覗」。

オンラインによる長期間にわたるディスカッションの中で、私たちは日本とドイツそれぞれの言語表現システムで表せるものとそうでないものとの境界線、文化の特性や色彩に対する感じ方の相違などに共通の興味を持ち、そうした感覚の違いについての疑問をテーマに演奏会様式の舞台作品を練ってきました。

 

 

【制作・演奏】アキコ・アーレント(バイオリン)、青木涼子(能声楽)、佐川淳(オルガン)、フローリアン・ツヴィスラー(電子音響)、レア・レッツェル(演出)

【技術協力】littlebit GmbH 

【助成】NRW芸術振興財団、連邦政府文化メディア分野プロジェクト資金による音楽基金、ゲーテ・インスティトゥート、公益財団法人野村財団

 

この企画は、ゲーテ・インスティトゥートの国際共同制作基金の支援を受けています。

 

ケルン公演のチケットは下記サイトより購入できます。 一般:20€   学生:15€

https://littleticket.shop/kamenozoki 


東京芸術劇場ランチタイム・パイプオルガンコンサート Vol.145 

 

2021年09月14日 (火)12:15 開演(11:15開場 12:45終演予定)

 

O.メシアン/Ⅳ.聖体拝領唱:鳥たちと泉 『聖霊降臨祭のミサ』より

H.ミュレ/第3曲「バラ窓」 『ビザンティンのスケッチ』より

J.S.バッハ/コラール「天にましますわれらの父よ」 BWV682 

『クラヴィーア練習曲集 第3巻』より

M.デュプレ/行列と連祷 Op.19-2

D.ズステック/第5曲「和音のエコー」 『時間のフォルム』より

モダン・オルガンのみ使用

 


The Power of Music~いまこそ、音楽の力を~ ラヴェルが幻視したワルツ

2021年10月2日(土)15時開演(14:30開場)

会場:京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ

 

レクチャー/監修:伊東信宏(大阪大学大学院文学研究科教授)

ピアノ・作曲:三ツ石潤司

ピアノ:三輪郁

ヴァイオリン:石上真由子・谷本華子

ヴィオラ:早田類

チェロ:福富祥子

コントラバス:デピューリー雪乃

フルート:若林かをり

                クラリネット:上田希

                ハーモニウム:佐川淳