オルガニストは同じ鍵盤楽器を弾くピアニストと違って楽譜を置いて演奏することが多い。 でも演奏の時に読んでいるのは、音譜というよりもレジストレーションや(オルガンの音色を決める音栓)コンビネーションの操作、またスウェルペダルの踏み込みのタイミングや踏み込む度合いだったり、オルガン特有の指示内容であることが多いかもしれない。...
MIDIというものは、一体世の中ではどれほど知られているのだろう。 それほどマイナーなものとは思っていないけど、実は認識の度合いが様々だという気がしている。 多分だけれど、クラシック音楽の世界よりも打ち込みで作曲するDTM(デスクトップミュージック)の世界での方が浸透しているのではないかと思う。...
ドイツから帰国し、就職して13年目になります。 ケルンで学んだ4年間は自分の一部であり続けていて、帰国して10年ほどは美しい過去が徐々に薄れていく恐怖のようなものがあったのですが、ここ数年は不思議と過去のものではなく少し別の物に成長しつつあると感じています。...
other concerts · 22日 8月 2019
ケルンのSt.Peter(聖ペーター教会)は現代音楽(と現代芸術)のための場所。 この教会に私が初めて訪れたのは2007年。 2006年に始められた現代オルガン音楽のための国際フェスティバル、orgel-mixturenに参加し、 当時開催されていたマスタークラスを受講したのがきっかけでした。...